この記事では、
- セキスイのクールアップは実際のところ、どれだけ効果があるの?
- クールネットや他の断熱フィルムとの差は?
- 取り付けは簡単?目隠し効果(プライバシーの確保)はどのくらい?
という人のために、実際に使ってみて、
- 効果の実験結果と断熱フィルムとの比較
- 取り付けてみた感想
を紹介します。
先に結論としては、
- クールアップは、ー10℃の効果があり、クールネットや他のフィルムよりも断然効果が高い
- ハサミだけで簡単取り付け(夏が終わったら、かんたんに取り外しができるところもグッド!)
- 目隠し効果はあまり期待しない方がよい(昼は外から見えにくい効果があるが、夜はまったく効果なし)
になります。
クールアップは、こんな方にオススメです!
- 確実に効果があるものが欲しい(買って失敗したくない)!
- かんたんに取り付け取り外しがしたい!
- LOW-Eガラスや網入りガラスに使用したい!
クールアップはどれだけ効果があるか実験してみた
メーカーの実験結果では、約11℃の遮熱効果とあるが、本当にそのくらい効果があるのか実験してみた。
実験の内容
真夏(7月25日)の夕方、西日が差し込む窓辺にぬいぐるみを置いて、30分後の表面温度を測定
結果
なんと、クールアップ有り無しでー10℃も効果がありました!
ちなみに、わが家では、LOW-Eガラスを採用しており、もともと遮熱性があるタイプであるにもかかわらず、これだけ効果がでました。
通常の1枚ガラスでは、メーカーサイトの検証結果のとおり、ー11℃の効果が期待できそうです。
メーカーサイトにもあるとおり、測定した温度は「陽の当たっている物の表面温度」であり、室温ではないです。
ただ、物の表面温度が低いということは、それだけ室温の上昇も抑えることができるでしょう。(実感としてもクールアップを取り付けた後は、エアコンの温度をいつものように下げすぎなくても十分に快適に過ごせています。)
クールネットや他の断熱フィルムとの効果の差を比較してみた。
クールネットとは、クールアップよりも前に発売されていたもので価格は安いが、性能は落ちる商品
実験内容は、先ほどと同じで、同じ日(真夏)の同じ時間帯(16時〜17時)に測定。
結果
クールアップの圧勝!!
取り付け方
クールアップの取り付けは、ハサミだけでかんたんに取り付けができます。
- 窓のサイズにハサミでカット
- 面ファスナー「メス」を貼る
- クールアップを面ファスナー「オス」で挟み込む
マジックテープなので、夏が終われば、かんたんに外せるのがグッド!
- LOW-Eガラスや網入りガラスは、熱割れを起こさないように外付けを推奨とのこと。
- 面ファスナー「オス」「メス」は、それぞれ24枚しか入っておらず、わが家は小窓が多かったため全然足りずに追加でこちらを購入しました。
部屋からの景観と外からの目隠し効果の確認
部屋からの景観は?
内側からの見た目はこんな感じで、普通の網戸より少し暗い感じ。
他の断熱ミラーフィルムに比べ暗くなりすぎず、外が見えにくくならないのがグッド!
目隠し効果は?
一方、外からの目隠し効果はというと、
- 昼:見えにくい効果は多少あり(普通の網戸より少し見えにくくなるくらい)
- 夜:効果なし
プライバシー確保は、あまり期待しない方がよいです。
まとめ
実験によりクールアップを取り付けることで、かなりの効果が確認できました。
大手メーカー積水化学グループの商品であり、ちゃんとしたコーティング技術が施されていることが実験により裏付けできました。
クールアップに似た商品はありますが、ここまで性能が良いものはないです。
その分、やや高いですが、クーラーの電気代を抑えることができると考えれば、コスパは良いでしょう!おすすめです!
エネチェンジで電気代を節約して、今回かかった費用を取り戻そう!!
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